日本酒の猛勉強!
梅雨真っ只中ではありますが、今年は思ったより雨が少ない奥湯河原です。結唯のロゴマークにもなっている紫陽花も敷地内で沢山花開き、土壌により花の色を変えてお客様を楽しませてくれています。

そして…、この時期になると夏酒のご紹介が増えてくるんです。酒ラバー、鮎ラバー、枝豆ラバーの女将としては、なんともウキウキする時期でもあります。
香ばしい鮎にがぶりつき、日本酒をクイっとあける。たまらない初夏の楽しみです。

ダマン「女将さん、前に連れ行っていただいた酒屋さん憶えてますか?」
女将「静岡のよこぜきさん?」
ダマン「はい。次のお休みの日に行きたいんですが、一緒に行ってもらえませんか??」
女将「うん?! どうした?? お休みはしっかり休みなさい(笑)」
ダマン「最近、お酒の管理を担当している中で、特に日本酒をもっと勉強したくて。」
女将「そういえば、九州の鍋島さんでも凄く興味深く見てたものねぇ~」
ダマン「そうなんです、普通蔵見学なんて出来ないし、杜氏さんて凄いなぁ~って」
女将「いい心がけですね。結唯では作り手の気持ちをしっかり伝えていくのが必要だから」
女将「その熱意をかって行きましょう!」
と、言う事で勉強と仕入も兼ねて行ってまいりました。各地で日本酒を取り揃えている酒屋さんは多いですが、よこぜきさんは本当にレアな商品が多くて、いつ行っても楽しませてくれます。今回は、ダマンさんにも仕入れの現場を肌で感じてもらいましょう。

ネパールから日本に来て10年になるダマンさん。すっかりリピーターさんとも顔なじみになり、もはや「何でそんな日本語を知っているの?」と驚かれるぐらい、日本通になってきました。
はじめて行った数年前は、棚を眺めてても違いがわからなかったようです。


え~、日本酒。日本酒。。日本酒。。 とにかく品種の多い日本酒の前で、唖然としていただけで終わってました。背中にも哀愁を感じます(笑)
それが今回は、「純米吟醸より純米かな…、米は雄町か…」と、独り言も随分とグレードアップしておりまして、頼もしい限り。


ダマン「女将さん、こんなレアなのありますよ!!」

ダマン「来週、●●さんくるじゃないですか! これ用意しておいたら絶対喜びますよ」

なんだか、嬉しくなりますね。一人一人のゲストを思い出しながら、お酒の仕入を考えるようになったなんて。
そして、次に向かったのが徹底した温度管理がなされた飲料専用の大型冷蔵庫。
一歩足を踏み入れると、そこは別世界のような冷気。
思わず二人で「……寒い!」と身を震わせながらも、彼の視線は真剣そのものです。

吐く息が白くなるほどの寒さの中、一本一本のラベルの裏にあるストーリーや、私たちの料理との相性をレクチャーしました。
ただ「仕入れる」のではなく、造り手の想いを結唯の空間にどう繋げるか。厳しい冷気の中での時間は、私たちにとって、お客様へ最高の一杯を届けるための大切な時間です。
帰りの車の中では、仕入たあとに良い状態で提供できるように保管等の話をしたり、お酒とともに酒器も楽しんでもらえるように同じものを絶対出さないようにと教えたり、日本酒漬けの1日になりました。
とても充実した時間であったとともに、スタッフの成長を感じて女将の心もほっこりした1日でした。
さて、仕入たお酒はしっかりお客様に紹介してね!と、はっぱをかけないと。ゲストの皆様、マイスターへの道を一歩進んだダマンに是非お薦めの日本酒の事をお尋ねくださいませ!
一升瓶が数本入る冷蔵庫が欲しい女将
2026.06.01|CATEGORY:女将ブログ


