紫葉 結唯 秀邑

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『結唯本館・いよいよ開業準備スタート!』
~オリジナルテーブル導入編・その2~

前回ご紹介させていただきました、森工芸の森さん。
 

 
徳島にお伺いした際は、有難いことに本当に丁寧に工場内や作業場、作品を展示されているお部屋などをご紹介いただきました。
 

 
0.2~0.25mm の厚みのものを薄突き、0.5~0.6mm の厚みのものを厚突きと呼び、我々が目にする家具などでは、表面の化粧板の役目としてお客様の目と手にふれる大変重要な素材です。
 

 
元々はこのように納品されるんですが、家具などに使用される事を想像しながら、どのようにスライスしていくか、これが大事なんです。
 

 
それにしても本当に薄いですね! そして木の香りに癒される。まるで雨上がりの森の中にいるみたいです。
 

 
先程のがこのようにスライスされるんですね。
 

 
職人さん手作業で、1枚1枚丁寧に整えていきます。
 

 
そしてプレス機の中へゆっくりと3人がかりで進めていきます。
この後も細かい作業が続くのですが、そこは是非、「森工芸さんのホームページ」でご覧いただきたいと思います。
 
いつも見てる家具がこの工程で、実は裏側にあの作業があって、と頭の中で情報と現場作業がリンクしてきました。とても奥深いです。
 

 
ようやくテーブルの天板に使用する、材料が整った状態です。ここからが森さんのセンスと技術力が集う最終工程です!
 
これがどのように変化するか、次回のお楽しみにしてください。
 
そうそう、徳島にお伺いした際にテーブルの脚と椅子のご相談もさせていただき、脚を製作いただける 「イストク」 さんの工場にもお伺いしてきました。
 
またこちらが匠の集まりで驚く事ばかり!
皆さんもよくご存じの某有名ブランドのOEM商品から自社製品まで、数多くの作品を生み出してます。結唯のお客様の自宅にも、間違いなく1つか2つは作品がありそうな。。
 

 
イストクさんの工場にお伺いして、最初に目に入ったのがこちら。
 

 
なんですか、この湾曲した木は?
 

 
えっ、集成材ではなくて1枚の木を曲げたんですか??
 

 
流石、目のつけどころが違いますね。それに気づく方、中々いませんよ!
 

 
お蔭様で最近色々と家具のショールームに行ったり、徳島の前は九州の大川家具さんにお邪魔していたんですが、途中で継いでいたり、集成材を使っていたりと、無垢の木をこのように曲げたものは見たことなくて!
 

 
これが我々イストクの技術力でして、「曲木」と言います。
木材を炉に入れて蒸して、機械でゆっくりと型にあわせて曲げていきます。
 
あっ、秋田の曲げわっぱ杉の技法と似てる!
 
そうです、その大型版と言ったところでしょうか。
この厚みの木になると、乾燥中に割れたり、曲げ戻しなどがおきて使えなかったりと、職人の技術力と経験がとても大事になります。
 
曲木のYoutube がアップされてますので、詳しくは是非ご覧になってみてください。
 
今回のオーダーいただいたテーブルの脚に、そして椅子の背に、こちらの曲木を使ったものを使わせていただく予定です。
 

 
もはや、凄いなーーーとただただ唖然。人の力が集う作品達に、とても魅了された時間でした。
 
工場をご案内頂いていると、これほどまでに沢山の作品を作られているのに、本当に綺麗で整理整頓されていることに感激!
 

 

 
いい作品はいい準備から、ですね。
 
作品を生み出す力に感動したと共に、改めて旅館の中の整理整頓、そしてお客様をお迎えする前の準備を丁寧に、と自分に言い聞かせて戻ってまいりました。
 
森工芸さん、イストクの皆さん、この度は貴重な時間を本当にありがとうございました。
 
 
次回、完成が我慢できずに京都に飛ぶ女将

『結唯本館・いよいよ開業準備スタート!』
~オリジナルテーブル導入編・その1~

リピーター様
「今年の夏は本当に暑いねぇ、9月に入ってやっと外出る気になったよ。」
 
女将
「本当ですね、この異常気象で8月は外出控えていたお客様が、9月に入ったら
急にお問い合わせが増えてきたんですよ! スタッフもぐったりです。」
 
リピーター様
「そう言えば、本館の工事はどこまで進んだの??」
 
女将
「長らくお待たせしております。。先日スペインからのお客様に、バルセロナのサグラダファミリアとどっちが先に出来るか?!なんて、笑われてしまい…」
 
リピーター様
「確かに!(笑)」
「あちらは来年には完成しそうだよね。同じ時期なら忘れなくていいじゃない!」
 
「まぁ、結唯さんのことだから、ただの改装と違って色々と仕込んでいるんでしょ?」
 
女将
「そこは未だお楽しみで内緒なんですが、先ずは本日の前菜をどうぞ。」
 
リピーター様
「えっ!? 何このお盆は?」「何で出来てるの??」
 

 
女将
「実は徳島の木工芸家さんが、天然のツキ板を貼り合わせて、そこに日本古来の藍漆を塗るという特別な技法で作られたお盆なんです。」
 
リピーター様
「これは凄いね! 何とも言えない光の反射と模様で、すごく繊細!」
 

 
女将
「そうなんです、私も初めて見た時に感動してしまい、実は我儘言ってこの木工芸家さんに改装後のダイニングで使うテーブルをお願いしておりまして…」
 
リピーター様
「えぇ、これがテーブルになるの? 相当な迫力でしょ。横のサイズとか2m超えるんでしょ??」
 
女将
「はい、夏前から試行錯誤して頂いており、ようやく先日天板が完成したんですよ!」
 
リピーター様
「それは楽しみだね。納品された最初の日の予約を今からしておこう!」
 
女将
「取り合えず、来年早々にはリニューアルオープンしたお部屋がご利用頂けるように
なる予定…なんですが、近々是非アナウンスさせて頂きますね!」
 
そうなんです。大変大変お待たせしておりましたが、ようやく来年初頭には新しいお部屋の予約がはじまりそうな雰囲気になってきました。結唯の工事と言うと、やりはじめると、あそこもここも、その上であれもこれも追加したい、とついつい欲が出るもので、終わらなくなるのが常です。
 

 
それでも、暑い日も、寒い日も、雨の日も、奥様と喧嘩した日も、いつも笑顔で現場で頑張って頂いている職人さん達にお会いするたびに、くれぐれも体調に気をつけてくださいね、とお声がけせずにはいられません。
 
今年は猛暑からいきなり秋を通り越して冬みたいな異常気象ですから、職人さん達にとっても非常に厳しい工事になっていると思います。事故がなく、まずは竣工となればいいかな、と願う毎日です。
 

 
ただ、願ってばかりもいられず、女将の仕事としては粛々と開業の準備も必要なわけです。
 
その上で、「結唯らしさって何かな?」と自問自答する日々なんですが、やっぱり
結唯にお越しのお客様は、唯一無二の時間、そして空間や設えの裏側にある物語を
大切にされて何度もお越しいただきます。
 

 
「結唯さんて、なんかセレクトショップやアンテナショップみたいだよね」って
時折お客様に仰っていただくのですが、まさにそこが結唯の真骨頂かなと。
 
地方などでまだ小さい芽のまま開くのを待っている素敵な品々、凄いパフォーマンスがありながら知られていない食材、そして今回ご紹介します驚くような技術が沢山あるのにまだ皆様には伝わってないなと思う作品や作家さん。結唯はその発表の場であり、そこに泊まれて、価値観も共有できる、素敵な空間なんです。
 
もちろんじっと待っていてもその素敵な空間は出来ませんし、出会いもございませんし、本来の空気感も伝えることが出来ません。女将としては短いながら常にアンテナをはり、製作者の方々と直接お会いして、結唯のコンセプトをお話して共感していただく、その上で物語の一部に演者として参加頂く橋渡しがしたいな、と考えるようになりました。
 

 
そんな物語の演者のお一人が、今回ご紹介する四国徳島にございます、1953年創業の森工芸の森寛之さんです!
 
出会いは2025年初頭、あるイベントでお盆を拝見したことからでした。
 
そこから数ケ月後には徳島に飛び、工房での作業を拝見させていただき、普段お付き合いのある椅子の製作工場までご案内頂きました。
 
様々な木目、木の性質がございまして工房には沢山の材料が溢れておりましたが、近づいて触ってみると木の香りと手触りがなんとも気持ちよく。ついつい引き立ての鰹節を思い出してしまうぐらい、本物は繊細です。
 

 
このテーブルを作るには、先ずはツキ板の材料の選定から始まります。
 

 
最近では木目調、木目シート、などプリント技術が圧倒的に発達してますので、一瞬見間違えてしまうほどですが、やはり本物の触った感じと香りは、唯一無二ですね。
自然素材を出来るだけ使用している結唯には、ぴったりの材です。
 

 
作る作品によって、大判のものは職人さん二人がかりで貼り合わせたり、お盆などは
手作業でツキ板を紡いでいきます。
 

 
やはり、直接会ってお話して、実物を見てくると想い入れがより強くなりますね。
現地の皆さんも「わざわざ旅館の女将さんがいらしたの?」と驚きながらも、大変歓迎していただき、最終的には地元の美味しい居酒屋さんまでご紹介頂くほどに。
 
どうも女将ブログを見て、九州の蔵元まで行っており、かなりの呑んべいであるのはご存知だったようで。。
 

 
それにしても、自然が作り出した材は、とにかく繊細で美しいです。見ていて全く飽きません。
 
これが幅2m超のテーブルになるとは未だ想像も出来ませんが、開業時の納品が本当に楽しみです。次回以降の女将ブログにて続編ご期待ください。
 
今回のダイニングテーブル導入を語るには、1話のみでは物語が全く終わりませんもので、今日のブログでは天板の製作着手のみにフォーカスして終わりにします。
 
えっ、女将の本業は?!
 
もちろん、普段はしっかり女将業をさせて頂いておりますが、最近職人さんとお会いするのが本当に楽しくなり、勝手に広報担当としてお伝えさせていただいてます。
 
全国の職人さん、作家さん、食材の生産者さん、ご縁があれば結唯にてご一緒できれば大変嬉しいです。
 
「うちの作品も置かせてもらえませんか?」「この食材も使ってみてもらえませんか??」、そのようなお話は大歓迎でございます。どうぞお気軽にご連絡くださいませ!
 
女将および当館スタッフが、依頼がなくても勝手に代わって広報させていただきます(笑)。
 
開業準備が面白すぎて本業を忘れる女将

年末年始の客室を販売いたしました。

本日より年末年始の客室販売を開始いたしました。

自社公式サイトのお客様へ、他ご予約サイトに先行し9月20日まで優先的にご予約可能でございます。

 

今年は、食材と調理方法をお選びいただける2つのプランをご用意いたしました。

料理長厳選の旬の食材を使用した和懐石コースに、お好みのメインをお愉しみ下さいませ。

 

ゆっくり過ごせる年末年始は、奥湯河原の大自然に包まれ、大切な方とかけがえのないひとときをお過ごしになられてはいかがでしょうか。

 

皆さまのご来館を、スタッフ一同心よりお待ちしております。

 

▼年末年始限定プランのご予約はこちらから

【離れ・露天風呂付】1泊2食 / 年末年始 贅沢メイン2品を愉しむ特別なステイ

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『結唯でサイバーテロ勃発!?』

『結唯でサイバーテロ勃発!?』
 
8月の前半、結唯では次のような会話が各所で勃発しておりました。
 
設備担当 「NTTのネットの回線おかしいのかなぁ~、先日の雨の影響?」
 
フロント 「また電柱に倒木でもあったんですかね?」
 
接客担当 「酷暑ですからねぇ、客室見てきましょうか?」
 
女将 「来年の本館開業に併せてホームページ更新作業してるのかな??」
 
設備担当 「まさか、サイバーテロ!?」
 
女将 「ネット配信のアメリカドラマ見すぎでしょ!(笑)」
 
などなど。。
 

 
WEBの会社からの報告では、「8月の初旬に大幅にアクセス数が増加してますが、何か理由はございますか?」とのお問い合わせ。
 

 
もはや、何が起きているのかわからないトラブルが一番困ります。
 
お酒の飲みすぎ以外に、眠りが浅いことがあまりない女将ですが、流石に心配に
なりました。
 
その翌日に理由が発覚しました!
 
そう、下記の記事をスタッフが見つけたのです。
 

 
あっ! そう言えば以前マネージャーさんから掲載のお問い合わせを頂いておりましたが、最近の本館改装プロジェクトに追われ、私女将、すっかり忘れておりました。
 
AKBの同期である板野友美さんと、前田敦子さんがご来館いただき、その際の
滞在のご様子をYoutubeにアップ頂いていたのでした。その公開が8月初旬になったようで、結唯のサーバーへのアクセスが大幅にUP!! その影響がアクセスの遅延に繋がっていたようです。恐るべしAKBパワーです。とにかく原因がわかって一安心の現場です。
 
お二人の姿はYoutubeでゆっくりご覧になってください。
 
友chube 【板野友美】
https://www.youtube.com/@tomochube0703
 
奥湯河原 結唯 滞在記
https://www.youtube.com/watch?v=UDzxajW70K4&t=8s
 

板野さん、前田さんともに、とてもお優しく、お顔が本当に小さく、細く、手足が長い。もはや語彙力の無さを痛感する女将ですが、接客をさせて頂いていてもとても楽しい時間でした。
 

 
妙にお話の内容に親和性を覚えるなぁ、と思いながら接客しておりましたところ、
なんと女将と同年代(1991年生まれ)でした。14歳でデビューされ、TVで見ない日は無いぐらいの活躍はもはや語るまでもないですが、10~20代を一気に駆け抜けてきて、次の30代のステージに入られているお二人は本当素敵でした!
 
以前何度かお泊り頂いたご縁で今回のお話を頂きましたが、様々な宿泊施設に行かれている中で、結唯を選んで頂いたことは本当に光栄です。
 
お二人ともママになられ、子供連れでの旅行も増えているとのこと。
ただ、「結唯は今は19歳以下のお子様のご利用を叶わないので、なかなか再訪がかなわなくて、、」と残念そうに仰っていただきました。
 
ん?? 今は…?!
 
結唯でプロポーズをして頂いたり、結婚前にお付き合いされている中でご来館頂いたり、と様々なお二人の時間をご一緒してきました中で、「子供が出来たので行けなくなってしまって…」とか、リピーターさんから「孫と3世帯で行きたいんですが…」とのお電話を頂く度に、本当に心苦しく感じておりました。
 

 
(結唯でのプロポーズ記事はこちら!)
 
でも、今までの「大人限定」に惹かれて何度もご来館頂いているリピーター様も
裏切れないし…、と日々葛藤です。
 
そんな中で、結唯本館の改装、そして隣接する更地での新築離れのお話が着々と
進んでおりました。
 
もしかして…、このプロジェクトの方向性であれば、共存が可能??!!と密かに思い始めたのです。
 
そこからは設計チーム、施工チーム、運営チーム、皆さん巻き込んで、いやただ迷惑をかけながらゾーニングの検証がはじまりました(笑)。
 
大人限定エリア、お子様連れエリア、それぞれがしっかりゾーニングされ、相互に気持ちよくご滞在いただける事が大前提となります。勿論、音の問題、食事の問題、出入口の問題、加えてお子様連れの安全性に関する建築上のご配慮等、検証事項は膨大です。音については、今回の工事で本当に勉強になりましたので、クリアになりそうですが(笑)。
 

そして、ようやくいい着地点が見いだせそうな雰囲気になってきました。もう少ししっかりと検証させていただいた上で、正式リリースをさせていただきますね。
 
今までお断りしていたお客様にも、結唯をお楽しみいただける日がやってきそうな気がしてわくわくしております。
 
もう少し煮詰まったら女将ブログで発表予定ですが、楽しみにしていてください!!
 
「フライングゲット」の振り付けを練習する女将

お盆期間の客室 販売中です!

梅雨明け前とはいえ、夏のような日差しが降り注いでおりますが、皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

 

奥湯河原 結唯では、お盆期間の客室販売を開始しております。

2025年8月9日〜8月19日限定、緑豊かな奥湯河原の大自然に包まれ、ゆったりとした夏を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

皆さまのご来館を、スタッフ一同心よりお待ちしております。

 

お盆期間のご予約はこちらから

 

 

※本館工事の影響につきまして※

2024年5月9日〜2025年9月30日(9:00-17:00)の期間、離れと隣接した結唯本館内にて、工事が行われます。

極力騒音、振動等には注意をはらい進めてまいりますが、やむなくお泊りの客室まで音等が届く場合がございます。

また、ご朝食につきましては、工事期間中は、お部屋へのケータリングにてご対応させていただきます。

ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承の上でご予約を頂ますよう、お願い申し上げます。

『インバウンドが3,000万人超え!』

今日は結唯のリピーター様にも人気の、ダマン君が初登場です。
 

 
女将「先日北海道行ってきたんだって?」
Okami: Hey, I heard that you went to Hokkaido recently?
 
ダマン(ネパール出身)「そうなんです、Royceのパンダチョコ買ってきました。千歳空港は外国人で一杯でしたよ。」
Daman(Nepalese): Yeah,I did! I bought some Royce panda chocolates.
Actually, there were so many foreigners at Chitose Airport.
 
スタッフ「女将さん、なんとインバウンドが今年は3,000万人超えですって!」
Staff: Okami-sa, did you know? Over 30 million tourists have visited Japan this year!
 
女将「凄いよね、日本の人気恐るべし! 10月だけで330万人だよ!!」
Okami: That’s crazy! Japan’s super popular!
Can you believe it? 3.3 million tourists in October alone!
 
スタッフ「最近は東京・京都以外のローカルにも行かれる方が増えてるようで」
Staff: These days,It seems more tourists are visiting local areas,not just Tokyo or Kyoto.
 
女将「そういえば、ダマン君は日本のローカルどこ行ったの?」
Okami: By the way,Daman, have you been to any local places in Japan?
 
ダマン(ネパール出身)「この間、深川、佐原、成田行きました!」
Daman: Yes, I recently visited Fukagawa,Sawara,Narita.
 
女将「また渋いところ攻めてるねぇ~(笑) どうだった??」
Okami: Whoa,that’s another cool and unexpected choice! How was it?
 
ダマン(ネパール出身) 「深川や佐原は江戸時代の風景や歴史文化を見て、成田では弓道場、最後に鰻食べてきて楽しかったですよ!」
Daman: Fukagawa & Sawara had Edo- period scenery & the culture. In Narita, I visited a Kyudo(Japanese archery) place,and ate eel. It was a great experience.
 
女将「・・・。日本人より日本の観光詳しいね。そのルート気になるから行ってみよ!」
Okami:You know more about Japan than most Japanese People! I’m curious about that route — I’d like to try it myself.
 
ダマン「インバウンドのお客様に紹介したら、成田空港に行く前に寄ったみたいで楽しかったって、インスタでお礼きましたよ。是非行ってみてください!」
DamanActually,I introduced it to some inbound guests and it seems they stopped by before heading to Narita Airport.They said they had a great time and thanked me on Instagram.
Definitely give it a try!
 

 
▲日頃より和食の勉強に余念がないダマンさん
Daman,who never misses a chance to study japanese cuisine
 
と、女将が外国人のスタッフに日本の古き良き観光ルートを紹介されるという、なんとも結唯らしい光景ではございましたが、外国人のお客様は本当によく勉強されてます。
& Okami were sharing nostalgic Japanese travel routes with foreign staffーbut our inbound guests are truly well-informed and eager to learn.
 
結唯にいらっしゃる外国人の方々は、既に何度か日本へいらしており、有名観光地巡りは数年前に落ち着き、よりローカルなエリアを訪れ、歴史や文化を深堀りされてらっしゃる方々が多く見受けられます。
Many of the inbound guests who visit Yui Have already been to Japan several times,they have moved past the famous spots and now they’re exploring more local areas,diving deeper into Japan’s history & culture.
 
夕食時にお話ししてると、日本人として自国の事をもっとしっかり勉強しなくては!と思う事も本当に多くなりました。
Talking with them during dinner often reminds me ,as a Japanese person ,I really need to learn more about my own country.
 

では、さっそくダマン君お薦めインバウンド人気コース、行ってみましょう。
alright then—let’s go check out Daman’s recommended popular inbound route.

 
【深川江戸資料館】
Fukagawa Edo Museum
東京都江東区白河1丁目3番28号
https://www.city.koto.lg.jp/spot/shiryokan.html
 
江東区にある江戸資料館です。
最寄りは都営大江戸線・東京メトロ半蔵線「清澄白河駅」より3分、車だと首都高速9号深川線の木場ICより5分ほどです。羽田空港から20分、成田からも1時間かからず到着するので、インバウンドに人気なのもわかりますね。周辺は下町風情が残り、アサリやネギを煮込んだ漁師料理の深川めしも有名です。
The area has a cool old-town vibe around there, and it’s known for Fukagawa-meshi—
clam and the green onions cooked together,super good!
 


 
以前、夕食の最後に深川めしを提供していた事もありましたが、日本人の方も大変喜んでいたのを思い出します。醤油・みりん・酒の香りは、世界中の方にヒットする香りに直結しますね。既に町中はランチタイムに向け、アサリを煮込むいい匂いで誘われます。
We used to serve Fukagawa-meshi at the end of dinner, and even Japanese guests loved it.The aroma of soy sauce,mirin,and sake really hits the spot for people from all over.By lunch time,the whole neighborhood smells like simmering clams–so tempting.
 


 
中に入ってビックリ! 近くの小学生の校外学習の人数と同じぐらい、インバウンドの方が沢山。展示もとても凝っており、ボランティアのガイドの方もいらして、とても興味深いお話を聞くことができます。
What a surprise when I went in! There were many inbound visitors as local kids on a field trip.The exhibits are really well done, and the volunteer guides share some super interesting stories.

 

 
「玄関のあがりが高いですねぇ~」と話をしてたら、ガイドさんが「江戸時代の方々は草履で移動していたので、家にあがる前に足を洗ってたんですよ。そのため腰かけるにちょうど
いい高さになってるんですね。」と横からさりげなく補足を。
We are like ,”Whoa,the step into the house is pretty high!”
Then the guide casually added,”People in the Edo period wore straw sandals, so they used to wash their feet before going in.That’s why the step’s perfect height to sit on.”

 

 

 

 
畳のお部屋に箱火鉢、まだ午前中なのに熱燗にスルメを勝手に想像してます。
近くで見ていた外人さんが真似をして正座を。その数秒後にバランスを失ってひっくりかえっていたのには、周囲の皆さんで大笑いしてしまいました。
In the tatami room with a box -shaped hibachi,and even though it was still morning , I totally started imagining hot sake and dried squid.Then I saw foreign visitor nearby tried sitting in seiza…….lost balance and fell over!Everyone around couldn’t stop laughing.

 

 
ふと路地に入ると、急に新選組でも出てきそうな雰囲気です。NHK大河を連続で観ていた頃を思い出す、非常に作りこまれた世界観を堪能できます。どこで買ってきたのか、刀をさして嬉しそうに歩く外人さんもいらして、日本を堪能してるなぁ~とビックリ!
Turned into the side alley and suddenly felt like the Shinsengumi might show up!
It reminded me of when I used to watch NHK’s samurai dramas- everything’s so well done .
I even saw a tourist walking around happily with a toy sword—really enjoying Japan!

 


 
昼間から夕暮れまで照明が1hぐらいでかわり、BGMも流れると本当に江戸の町に舞い降りたようです。人がいない一瞬を待つのが大変なぐらい、大賑わいの川面でした。
The light changes from day to night every hour,and with the background music,it really feels like you’ve stepped into old Edo.The riverside area was packed —It was hard to even catch the moment without people in the way!
 

江戸の川面と言えば、次に訪れた佐原。
Speaking of Edo-style riversides-next stop was Sawara.
 

【水郷佐原】
千葉県佐原市
https://www.suigo-sawara.ne.jp/?p=we-page-top-1
 
2022年5月20日公開の、『大河への道』のロケ地にもなりましたが、東京からも近く
小江戸の雰囲気抜群な佐原は、撮影の多い街としても有名です。
Sawara was even used as a filming spot for”Taiga e no MIchi” released in may 2022.
It’s super close to Tokyo and Has that perfect “little Edo” vibe – no wonder it’s a popular spot for shooting movies.
 


 

 
お屋敷の間の水路、そのまま撮影スタジオになりそうな街並みは、まだ観光バスが着く前だったこともあり、静かに散策出来ました。
The canals between the houses felt like a movie set-super quiet before tour buses showed up.
 
佐原と言えば、日本地図を完成させた伊能忠敬(Ino Tadataka)は外せません。
測量の道具にも独自に改良を加え、彎窠羅針 (わんかんしらん)」、 「半円方位盤」(はんえんほういばん)を駆使して、当時としては画期的な日本地図を作り上げました。
「伊能図」をもとに製作され幕府に上呈された『大日本沿海輿地全図』(だいにほんえんかいよちぜんず)の精度は、想像を超えた出来でした。
And of course , Sawara =Ino Tadataka- the guy who mapped japan with crazy accuracy using his own tools he modified himself.Totally impressive!

 

(出典:ちば観光ナビ様)
 
これは記念館を訪れて、ぜひ皆さんも見てください。ネットで見るスケールとは異なり、
実物はとても大きく精工です!
You’ve gotta check it out at the memorial museum !Way bigger and more detailed than anything you’ll see online. Super cool in real life!

 
【伊能忠敬記念館】
千葉県佐原市佐原イ1722-1
https://maruchiba.jp/spot/detail_10178.html
 

 
少し早いお昼を食べようとウナギ屋さんを探し始めた頃には、続々と観光の皆さんが到着され、一気に人・人・人になりました。恐るべしインバウンドパワー!
Just when we started looking for an early lunch spot for some eel,tourists arrived one after another – it suddenly became crowded everywhere.
Inbound power – seriously unstoppable!.
 


(出典:千葉日報様)
 
皆さんが「ランチどこで食べようか?!」と探し始めた頃、我々は次の目的地に向かいます。
観光地のランチタイムは、オフィス街同様に難民になりかねない人・人ですので、私はいつもの通りランチスタートと同時にお店に入り、ピーク前に移動、これで人混みをすり抜けてます。宿泊業で繁忙期に出かけない(出かけられない?!)という癖が、こんなところで活かされてます(笑)。While everyone was hunting for lunch,we were already off to the next stop.Lunch time at a tourist spot is like rush hour in an office- crowded everywhere!So I did what I always do: go in as soon as lunch starts ,get ahead of the crowd,and move on before it gets crazy. Guess”never travel during peak season” habit from working in hospitality finally paid off,(thanks hospitality life) Haa.
 
最後に訪れたのが、インバウンドの方々が多数ご利用される成田空港のお膝元、成田山新勝寺とその参道です。
Our last stop , Narita Shinshoji Temple near Narita Airport.Super popular with inbound tourists!

 
【大本山成田山新勝寺】
Narita Shinshoji Temple
千葉県成田市成田1
https://www.naritasan.or.jp/
 
まずは節分会(せつぶんえ)で有名な大本堂に、そして奥へ奥へと平和大塔を目指します。TVでも節分になると必ず芸能人の方々が映る、有名な大きな階段前で心を清め、お参りさせていただきました。
First,we visited the main hall -famous for the Setsubun festival.You’ve probably seen that staircase on TV with all the celebs. Took a breath ,prayed,then headed up toward the Peace Pagoda.
到着したのが14時過ぎでしたので、観光客のピークは少し落ち着いていたようです。
参道のお店の人いわく、10〜14時のランチ時は凄い人ですよ!とのこと。
ぜひピークを避けて訪れてみてください。
We got there around 2pm,so the crowd had calmed down.Local said it gets crazy between 10am to 2pm during lunch.So yeah,go off-peak if you can!
 

 
そして、参道に入るとウナギの何とも言えない香ばしい香りに誘われますが、佐原で頂いてきたので、ここは団子にしておきます(結局食べるんかい!)。
As soon as you hit the street, that amazing grilled eel smell pulls you in…But we already had eel in Sawara,so.. went with some dango instead.”Still ended up eating ,huh!”
 


 
参道を散策して見つけたのが半弓道場(HANKYU DOJO)。
While walking down the street,we found the Hankyu Dojo.
 
https://www.instagram.com/hankyu.narita/
 
おぉ~これですね、ダマン君が言っていたのは!
“Ah,this is the place Mr.Daman mentioned!”

 

 
弓の構え方を大変丁寧にご指導いただき、矢をはなつ準備が整いました。
初めての体験ですが、笑ってしまうほど翌日腕が筋肉痛になります!
戦国武将が連続して矢をはなってましたが、どれだけ腕力あるの?!と思わず唸ってしまいました。
They showed us how to hold the bow really carefully,and soon I was ready to shoot.Tried it for the first time–my arms were so sore the next day! Made me seriously wonder how those samurai kept firing arrows nonstop..they must have been crazy strong !

 

 

 

 
最初の数本は上やら下やら右やら左やら、、、と戦国時代でしたら敵味方関係なく当ててしまっているぐらいでしたが、最後のほうは段々と的を得てきてスパっと真ん中に。これやみつきになる気持ちよさです!! 
ついつい追加で矢を借りたくなってしまいました。
The first few arrows were flying all over–up,down,left,right.If this were the Sengoku era,I’d hit both sides.But towards the end ,I started hitting the target,and bam-nailed the center!
Super satisfying…I totally get why people get hooked on this!
 
横のアジアからお越しのインバンドのカップル、10本中6本ぐらい真ん中にスパっと。
なんでそんなにうまいの?!と思ったら、1週間前にも来て相当矢をはなっていたそうです(笑) やみつきになり、帰国前にまた寄ったとのこと。
日本人も、外国人もみんなで楽しめてお薦めですよ。
Next to me was an inbound couple from asia– nailed 6 out of 10 right in the center! I was like,”wait,how are you so good?!”
Turns out they came a week earlier and shot a bunch then too–totally hooked!
It’s a great experience for both locals and visitors.totally recommend it!
 
最後の弓を放つ頃には、時間も16時ぐらい。
朝から動いてちょうど良いショートトリップになりました。
By the time I shot the last arrow,it was around 4om.
We’d been out since morning –perfect little day trip!
 
帰りは東京湾アクアラインの海ほたるに寄り、横浜の夜景を見ながら湯河原に戻り
ましたが、ドライブルートとしてもお薦めです。
On the way back,we stopped by Umihotaru on the Tokyo Bay Aqua-Line,caught some gorgeous night views of Yokohama,and headed back to Yugawara.
結唯で泊まった翌日、日本の歴史探訪をされてはいかがでしょうか?
Why not go on a little history adventure after your stay at YUI?
 
 
実はうなぎを捌ける女将
“fun fact: Okami can actually fillet eel”

<10月1日~10月10日> 全館休館のお知らせ

10月1日~10日までの期間、結唯本館において大規模な改修工事に伴い騒音の発生が予想されるため、
隣接する紫葉・秀邑を含む全館休館とさせて頂きます。
 
ご利用を予定されておりましたお客様には、ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解とご了承をお願い申し上げます。
 

尚、電気関係の工事も入る関係から、日によってはお電話が繋がりにくい日がございます。
お急ぎのお客様は下記のメールアドレスよりご連絡を頂ければ、フロントスタッフより折り返しのご連絡をさせて頂きますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
 
hy@okuyugawara.jp

 
 
来年春の本館リニューアルオープンに向けて、着々と工事が進んでおります。
準備が整い次第でアナウンスをさせて頂きますので、楽しみにお待ち頂ければ幸いでございます。
 
どうぞよろしくお願いいたします。

『日焼け対策は万全! by SHUN』

猛暑、台風、地震… と、日本列島を襲う天災が心穏やかな日常にブレーキをかけるような

日々ですが、皆様お元気でいらっしゃいますでしょうか?

 

結唯がございます奥湯河原は標高250mの箱根の麓ということもあり、川面を抜ける涼風のお蔭で海岸線よりは2-3℃は低く随分楽な感じです。お客様からも「朝晩とか特に涼しいよね」とよくお声がけ頂きます。

(詳しくは以前の記事「結唯 -YUI- は箱根山麓 標高250mの山中に」でどうぞ!)

 

 

250mの標高ですので海岸線より涼しいわけですが、そう…日焼け対策が必要なんです!!

お客様がチェックアウトされてからチェックインまで、結唯では毎日準備でお祭り状態になります。スタッフが各離れを往復しながら、冷蔵庫の補充から備品の補修まで、「〇〇さん今どこ?!」なんて会話が日々飛び交うぐらい、短時間でのセッティングに走り回ってます。

 

そんなスタッフに、結唯のアメニティでお世話になっております京都の

トータルケアブランド SHUNさんより素敵なプレンゼントを頂きました!

 

その名も Integrate Defender(保湿機能付 日焼け止めクリーム) です。

 

 

SPF37、PA+++とUVアイテムとして安定のベース感、加えて保湿のための美容乳液、乾燥対策として植物由来のヒト型セラミドやヒアルロン酸を配合、さらには肌への刺激を考え石油系合成界面活性剤・防腐剤(パラベン)・合成着色料・鉱物油不使用と、まさに今夏を乗り切るためには最強のハイスペックです!!

 

 

早速、スタッフを集めてテクスチャーや商品情報をチェックいたしました。

 

「さらっとしてるのに、しっとり。なんか不思議な感じですね!」

 

 

「使った瞬間から色白になった気がします!(本当か?!笑)」

 

 

「身体はどうしましょう?(海水浴じゃないんだから!!笑)

 

 

そんな会話が続いておりましたが、「なんでスタッフが使う日焼け止めで女将はブログを書いてるの?」と、思われるお客様もいらっしゃることでしょう。。

 

「そうなんです、スタッフだけじゃないんですよ、今回は!!」

 

なんとSHUNさんのご厚意で、「結唯のお客様にもぜひお試し頂きたいので、お送りします!!」と仰っていただき、今夏のご宿泊のお客様へ無償でプレゼントすることになりました。

 

 

温泉で潤い、美食で癒され、スキンケアもしっかりと。今年の夏も、結唯ではお客様の

ご滞在を全方位からサポートいたします!!

 

お部屋のアメニティには、お客様から評判のSHUNブランドも継続ラインナップ!

 

 

  • トータルケアブランド SHUN

https://shun-kyoto.com/news/008/

 

  • インスタグラム

https://www.instagram.com/shun.kyoto/

 

  • 対談動画(SHUN×奥湯河原 結唯)

https://youtu.be/rU1HwBChsTg

 

 

都会の暑さから逃れて、川面の清涼をもとめてぜひ奥湯河原 結唯へお出かけくださいませ!!

 

■奥湯河原 結唯のご予約はこちらから

https://okuyugawara.jp/

 

■過去の女将ブログ

https://okuyugawara.jp/category/landlady-blog/

 

■奥湯河原の 結唯のインスタグラム

https://www.instagram.com/okuyugawara_yui_official/

 

ランナー時代「黒ごぼう」と呼ばれていた女将

【9月までの宿泊限定】夏のレイトチェックアウト特別提案!

翌日、ご予約のお部屋が空室の場合、チェックイン時にお得にレイトチェックアウトをお申込みいただけます。

涼しいお部屋で翌日15時まで、ゆっくりとお過ごしくださいませ。

 

詳しくはお電話にてお問合せください。

お電話でのお問い合わせ ▶︎ 0465-63-6643 (9:00〜20:00)

 

年末年始の客室を販売いたしました。

本日より年末年始の客室販売を開始いたしました。

自社公式サイトのお客様へ、他ご予約サイトに先行し9月1日まで、優先的にご案内しておりますので、ぜひご検討くださいませ。

 

ゆっくり過ごせる年末年始。窓辺に揺れる木々のささやき、清流の心地よいせせらぎ、澄んだ空気の中で、大切な人とかけがえのないひとときをお過ごしになられてはいかがでしょうか。

 

皆さまのご来館を、スタッフ一同心よりお待ちしております。

 

年末年始プランのご予約はこちらから

 

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