紫葉 結唯 秀邑

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お知らせInformation

2023年10月の記事一覧

2024年1月より全ての客室・パブリックが禁煙となります

お客様各位
 
皆様におかれましてはご清祥にお過ごしのこととお慶び申し上げます。
 
さて、奥湯河原 結唯では、2019年より段階的に進めてまいりました、客室及びパブリックスペースの全面禁煙化を、下記の通り進めてまいります。

 
 
                      記
 
対象施設:  離れ 秀邑(HOMURA)
対象客室:  淙(SOU)・椛(MOMIJI)
対象商品:  全商品(加熱式タバコ、電子タバコ含む)
開始時期:  2024年1月4日~ 
 
 
尚、隣接する2施設及び客室は、既に全面禁煙となっております。
 
・離れ紫葉(SHIYO)     桃花、紫夕、朝葱、翠嶺
・本館結唯(HONKAN YUI)  パブリックスペース、食事処
 

喫煙の際は、各客室及び中庭に設えてございます、屋外デッキスペースにて火の元にご注意の上でお願いいたします。
 
以上

唯一無二の酒 佐賀・富久千代酒造「鍋島」

私の地元秋田も米どころ、たくさんの日本酒が楽しめる土地ですが、同じぐらい好きなお酒が九州にあります。

そう、「鍋島」さんです!

 

https://nabeshima.biz/

今では日本酒通の方には絶対的な人気の「鍋島」さん、数年前に初めてお伺いしてから大変よくして頂き、年に数回訪れるようになりました。

鍋島・富久千代酒造さんは、九州・佐賀県。
以前対談でもお世話になりましたANAさんで移動し1時間半ほどで到着します。

 

 

機内でウトウトしていたら、眼下に真っ青な有明海が広がっており、まるで海に着陸するかのように佐賀空港にスムーズに到着しました。

 

ANAさんはやはり安定のサービス。いつもながら見習うところが沢山あります。
マスクを外した笑顔の接客に、やっとコロナがあけたのかな…と少しホっとし、同じ接客業に携わるものとして親近感が自然と湧いてきます。

 

 

佐賀空港はほどよい大きさで市街への距離も近く、最近なにかと話題の福岡空港の補完空港としても、今後期待されている空港です。

 

 

佐賀空港からは乗り合いタクシーも多方面に出ており、鍋島さんにもとても手頃な料金でお伺いすることが可能です。
有明海をぐるりっと回りますが、30-40分ほど到着します。

九州佐賀空港 リムジンタクシー https://sagaap-limousinetaxi.com/

 

鍋島さんがあるのは、歴史的建造物が多数残る「肥前浜宿(ひぜんはましゅく)」。
「酒蔵(さがぐら)通り」と「茅葺(かやぶき)の町並み」で構成された、素敵な通りにひっそりと佇んでいます。2006年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、今では外国人の方も博多から足を伸ばして訪れる人気スポットです。

肥前浜宿 https://saga-kashima-kankou.com/feature/15755

 

 

 

 

 

 

前回は福岡空港からレンタカーを借りてお伺いしたのですが、今回は最寄りの佐賀空港を使ってみました。

と言うのも、出張と言いましても試飲と仕入という
それはそれはとても大切なお仕事があるもので、朝からアルコールがやむなく体内に入ってしまう、、、という、困った嬉しい事態になります。そのため、車移動を避ける必要がございました。

「えっ、試飲が目的で仕入は忘れていませんか?」 などとスタッフからは言われそうですが、
ちゃんとリピーター様からのリクエストがあった、希少なお酒も頂いて帰ります!

本当に、やむなく…なんです(笑)

私は鍋島さんのお酒が勿論大好きですが、鍋島さんの当主・飯盛社長をはじめ、料理長の西村さん、スタッフの皆さんの人柄が大好きでして!

 

 

右)飯盛社長 https://forbesjapan.com/articles/detail/63459
中)西村料理長 https://www.kiwamino.com/articles/interviews/17787

 

 

柔らかい物腰で、飾らず、でも力強く自信をもって鍋島のお酒を語る飯盛社長のお姿、そしてまだ出会った時は20代だった気鋭の料理人・西村さん。いつお伺いしても温かく迎えていただき、本当に嬉しい気持ちになります。

お酒の勉強ができ、大好きな鍋島さんの希少酒を結唯でご紹介できる嬉しさ、それは勿論ですが、皆さんにお会いすることで色々と悩みも飛び、心のリセットをしてまた頑張ろう!と思える、私にとって大切なパワースポットになっております。

飯盛社長も30年以上にわたり鍋島の発展と周知に腐心され、今のブランドを築かれております。蔵をご案内していただいたときは、そんなことまで…と本当に詳しく丁寧にご説明いただき、改めて鍋島の凄み、その仕込みにかける情熱に感動したのを今でも鮮明に憶えています。
私もついのめり込みたくさん質問をしてしまい、本来の蔵見学のお時間を大幅に超過し、夕食の開始時刻を過ぎても戻らない私たちを心配し蔵までお迎えに来て下さったことが今では懐かしい思い出です。

そして、料理長の西村さん。はじめてお会いした時はお互い20代でした。少し私のほうが歳が上ですが、はじめて彼の料理、提供を目にした時は驚愕でした。会話のセンス、所作、そして料理のテクニックと、本当にバランスが良く。てっきりお歳は30半ばから後半ぐらいかと思いましたが、まさかの20代で! なんて勢いがあるのだろう! でも私も負けてられないぞ!! なんて帰りの飛行機で考えていたことが思い出されます。3年の間に更に鍋島オーベルジュにて開花し、西村ワールドをしっかり構築されていて、再会が本当に嬉しかったです。

結唯は開業から14年、私も女将としてまだ4年、お話を聞く度にもっともっと前へ前へ、という気持ちが強くなります。最近やっと上への階段の入口の光が少し見えてきた気はしておりますが、時折点滅しては消えて、また点いての繰り返し。

諦めず、一つ一つ、一段一段ずつ丁寧に登っていきたいと思います。

 

 

 

いつもご贔屓にして頂いている、あのお客様。
奥様が日本酒好きでいつも会話が盛り上がるあのお客様。

皆様の喜ぶ笑顔を想像しながら、また新しいお酒を持って帰ります!

どうぞご夕食の際に、「鍋島行ったんでしょ?」「今回は何があるの??」とお声がけください。お気に入りの酒器とともに、チーム鍋島の皆さんの笑顔を思い出してニヤニヤしながら提供させていただきます。

動力はアルコールだとスタッフから疑われる女将