紫葉 結唯 秀邑

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『結唯のコシヒカリ、作ってます!!』

梅雨も明けない上で急激な酷暑となり、暑さに弱い東北出身の私は既に思考が止まりつつある今日この頃ですが、日々の食欲とアルコール摂取力が落ちないのが悩みの種です。

皆様夏バテ対策はいかがですか?

 

以前、健康ネタで女将の納豆好きをブログにUPしてしまいましたが、今回は食材第2弾、そう納豆のお供、いやそれだけでも十分な存在感を発揮する『お米』のお話です!

 

 

とある日のこと、仕入担当者より、、

 

仕入担当

 「女将さん、お米作りって興味あります?」

 

女将

 「もちろん、秋田出身ですからお米には目がないですよ。んっ、作る?!」

 

仕入担当

 「それでしたら、新潟の田んぼ見に行きませんか?」

 

女将

 「新潟?! 行く行く!! お酒も美味しいし。でもなんで新潟???」

 

仕入担当

 「実は、グループで運営してる新潟県・湯沢にある神立スノーリゾートのスタッフさん

達が、春から秋のグリーンシーズンはお米や野菜を作られているんですよ。

それがとても美味しいので、ぜひ結唯のお客様にも味わって頂きたいと話したら、

ちょうど田植えなので見にきませんか?と、お誘いを頂きまして。」

 

女将

「うわ~、嬉しい。結唯米が出来るんだ。それはお客様も喜びますね!」

 

仕入担当

「そうなんです。まだ収穫量の関係から一般では販売してないんですが、これがまた

皆さんの腕とお水が良い事もあり、新潟県で優秀賞をとるまでになりまして。

一度食べたんですが、まぁ~香りがよく旨味が強く、箸が止まらなくなりましたよ!」

 

女将

「それは楽しみ!! 早速料理長にも伝えないと」

 

 

そんな会話から、翌週には急遽車を飛ばして新潟へ参上いたしました。

越後湯沢はスノーシーズンは訪れた事がありましたが、グリーンシーズンは初めて。

 

 

高速道路から見える田んぼのスケール感にワクワクしながら、流石米作り新潟!と思わず声が出てしまいます。

 

 

今回は新潟の米どころの中でも ”最高品質” と謳われる、南魚沼エリア・神立のお米です。

 

 

「神立って村があるんですか?」という質問をスタッフから受けたので、少しご説明を。

 

神立という地名は明治22年に発足、財家町にある魚沼神社にちなむ、まさに魚沼の申し子のような村名です。

その後、昭和30年に南魚沼郡湯沢村、土樽村、三俣村、三国村と合併して現在の湯沢町となりました。

KANDATSUと横文字にすると、昭和の世代の方々には「私をスキーに連れて行って」時代に日帰りスキー場として、平成・令和の方々にはボードの聖地として今もかなりの知名度ですよね。

 

 

そんな神立も今は夏。ひっそりと穏やかな空気が流れておりますが、神々しい独特の空気感は、やはり『神が立つ場所』ならではでしょうか?

 

現地に着いたら、早速アグリ事業部の皆様と懇談。

神立の生い立ちや、神立米への取り組みなど、興味深い話を沢山お聞き出来ました。

農家の方々も高齢になり、今では後継者不足の田んぼも増えているとのこと。アグリ事業部の皆さんは長い期間をかけて地域で地道に信頼を築き、田んぼを引継ぎ、今では当初の8-9倍にも及ぶ土地でお米作りをされております。

 

そして、昨年にはなんとコシヒカリ食材コンテストで優秀賞を受賞!

神々しく輝く盾、それをさりげなく事務所の片隅に置く謙虚さ(笑)

皆さんの人柄が溢れてます。

 

 

その後は、早速田植え中の田んぼにお邪魔しました。

 

 

神立の土地は北側の山に位置しており、湯沢の中でもとても長くウィンタースポーツが

楽しめる場所ですが、その恩恵もあり山に治水された水も豊富で湯沢の中でもとても優秀な田んぼが作れるようです。やはりお米には上質な水が欠かせませんね!

 

 

魚沼エリアも最近は酷暑と水不足、加えて後継者不足の影響もあり、収穫量が減っているようです。今年の新米時期は昨年よりもお値段があがりそう、と皆さん心配しておりました

が、神立米への影響は少なさそうです。

 

 

優しい皆さんに甘えて、田植えポーズでのショットも1枚。

ノリの良い皆さんと楽しいひと時を過ごすことが出来ました。

 

少し傾斜がある神立エリア、機械が入る場所以外の丸いコーナーなどはどうしても手植えになります。

 

 

「手植えは中々腰にきそうな姿勢ですね!」とお話したら、「そこは若者がしっかりと(笑)」と課長の力強いお言葉。

完璧な組織体制、これは結唯でも見習わないと!!

 

 

秋の収穫が今から本当に楽しみです。新米の時期までは、昨年収穫したお米を送って頂くことになりました。昨年のもの、と言っても今までのお米とは数段違う旨味と甘さ。今までのお米もお米屋さんにお願いして本当に美味しいものを頂いており、お客様には大変好評でしたが、上には上があります。

 

 

 

神立の皆様、滞在中はお世話になりました! そして結唯のお米が好きなリピーター様、

楽しみにお待ちください。今月中旬から新しいお米でお迎えいたしますよ。

 

結唯のお客様の笑顔が今から楽しみです。

 

 

納豆かけご飯の割合が7(納豆):3(ご飯)の女将